ドリームボックス―殺されてゆくペットたち小林 照幸
毎日新聞社 刊
発売日 2006-06
夢 2006-09-06
彼(彼女)らが「ドリームボックス」内で見る夢はあるのだろうか。
あるとすれば、かつての飼い主たちとの幸せな一時期を夢見るのだろうか。
登場人物・経過等はフィクションながら、全体で見ればこれはノンフィクションと言える。
今、この瞬間にも捨てられる動物達が、処分される動物達が、そして彼らを処分する人間がいるのだ。
不幸であるのは処分される者・する者ともそれを望んではいない事であろう。
しかし最も不幸な事は、生き物を捨てる行為が止まぬ事であるのではなかろうか?
ペットショップの広告を見て安いだのカワイイだのと言っていた自分に吐き気を催してしまった。
巻末の犬たちの眼を直視出来ない。
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